サマータイムで会議の時刻が変わる理由

ロンドンとニューヨークの時差は通常5時間。でも、そうでない週があります。予定を間違えないための考え方を紹介します。

時計を変える日が、同じとは限らない

毎週火曜日、ロンドン時間15時に会議をするチームを考えてみましょう。2026年3月3日、ニューヨークでは10時です。ところが3月10日には、同じロンドン時間の会議がニューヨークでは11時になります。招待は誰も編集していません。ニューヨークは3月8日に夏時間へ移行しますが、ロンドンは3月29日まで移行しないためです。この間、時差は5時間ではなく4時間になります。時計の故障ではありません。

タイムゾーンは、ルールの集合

「UTC−5」は時差を表します。一方「America/New_York」は、日付によって時差が変わるタイムゾーンの名前です。両者は同じではありません。ニューヨークの勤務時間に合わせて毎朝9時に会議をするなら、地域名付きのタイムゾーンで登録します。世界共通の一度きりの瞬間を指定したいなら、その瞬間を保存します。UTCで固定した繰り返しと現地時刻で固定した繰り返しは、夏時間の切り替え後にずれることがあります。

招待には、基準が必要

まず、どの地域の時刻を会議の基準にするか決めます。そのうえで、各参加者の次の時刻変更の前後を確認しましょう。一度きりの予定なら、開始時刻をUTCで指定すれば各カレンダーが現地時刻に変換できます。繰り返し予定には、タイムゾーンと繰り返しの規則も必要です。当サイトの変換ツールが書き出すのは1時間の単発予定です。毎週の予定は、カレンダーアプリで繰り返しと基準のタイムゾーンを設定してください。

ずれが起きる週を、確かめる

2026年3月3日、10日、31日のEurope/Londonの15時を、America/New_Yorkに変換してみてください。適用されるルールでは、結果は10時、11時、10時です。次に、こうした季節の時刻変更がない東京も加えてみましょう。「来週も同じ時刻」には、基準となる地域が必要だとわかります。ルールは変わることがあるため、ブラウザーを更新し、招待を送る前に実際の日付で確認してください。

直感を試してみよう

ニューヨークで毎日9時の会議を、夏時間の切り替え後も保つには?

出典・参考資料

独自の解説と計算例を掲載しています。参考リンクは、基になる規格や文書を示しています。

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